レバノン:ホッホシュタイン氏の矛盾する警告と助言(2)

2024年03月06日付 al-Mudun 紙

■ホッホシュタイン氏の「安心させながらも恐ろしい」助言と警告

【本紙】

セムの代理人?

同米大統領特使は1つの内容について話した。同氏は鎮静化の希求と停戦への専念、警告と懸念の表明、そして包括的な解決、恒久的な停戦ないしは平和と安定の強化を実現することの必要性にかかわる言説のはざまで、ある時は1つの言語を使い、またある時は表現の選択肢を多様化した。これら全ての表現はホッホシュタイン氏がもつ会談のさなかに現れ、戦争の停止や戦争の不採用をとる必要性、レバノン軍を国境に展開し、同軍が国家を保護する唯一の当事者になるための圧力をめぐって、ヒズブッラーに対して圧力をかける唯一の言語となるようレバノン人らを促した。

これらのこと全ては、レバノン人たちに様々な視点からホッホシュタイン氏の性格と仕事を読み取るよう促している。一部の人々は同氏をセムの代理人だとみなし、他の一部の人々は、同氏は、たとえそれが安定化から、束の間のかたちで経験され、しかし多くの指標をもたらすこととなった(レバノン)共和国の大統領職にまで影響するものであったとしても、フランスやイギリスやその他の国々の尽力を封じ込め、それを自身や自国に起因するもののみに限定することを追及していると捉えた。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57477