レバノン:衝突緩和も、入植者らの帰還のめどは立たず(2)

2024年03月21日付 al-Mudun 紙

■南部で「落ち着いた」対立…7月以前での入植者らの帰還はなし

【本紙】

イスラエルの偵察機は、昨日夜から今日朝にかけてブルーライン(訳注:イスラエル・レバノン間の停戦ライン)に隣接する国境付近の村々の上空に閃光弾が発射され続けるさなか、西部、中部両地区の村々の上空を飛行しリータニー川に至った。またイスラエルの戦闘機が昨日(20日)およそ午後10時に、アイター・シャアブ村とマルワヒーン村を空襲し、結果として私有財や農作物に甚大な被害が発生した。同様にドゥハイラ村を空襲したい際には空き家を攻撃し、この倒壊および送電網の損害を招いた。

ドゥハイラ村が空襲されたのち、民間防衛チームが呼吸困難や窒息といった症状を負った多くの市民を同村からスール町内の複数の病院に移送した。またヤールーン村一帯に対する空襲の結果、標的となった場所にある樹齢の長い木々から火災が発生した。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57546