シリア:国連はシリアで約1,290万人が食糧不足に苦しんでいることを明らかに(1)

2024年03月22日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国連常駐人道調整官「1,290万人のシリア人が食糧不足に苦しんでいる」

【アナトリア通信】

アダム・アブドゥルムーラー国連常駐人道問題調整官は、シリアで少なくとも1,290万人が食糧不足に苦しんでいると発表した。

アブドゥルムーラー氏は金曜日にインターネット上で開催された会合を通じて、シリアでは13年以上紛争が続いていると指摘し、それ以来住民のニーズは年々大幅に高まっていると説明した。

さらに同氏は、シリアで1,670万人が人道支援を必要としており、その数は2023年には1,530万人、2022年には1,460万人であったと明らかにした。

同氏は700万人以上のシリア人が国内で避難し、約同数が他国に避難しており、彼らのうち大部分は近隣諸国のトルコ、ヨルダン、レバノンにいると指摘した。

(2)に進む


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:戸田志歩
記事ID:57571