シリア:国連はシリアで約1,290万人が食糧不足に苦しんでいることを明らかに(2)

2024年03月22日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国連常駐人道調整官「1,290万人のシリア人が食糧不足に苦しんでいる」

【アナトリア通信】

そしてシリアで起きていることは依然として民間人にとって「世界でもっとも血なまぐさい危機の一つ」であると強調し、紛争は依然としてシリアの様々な地域で危険であるとしつつ、最近特にシリア北部で紛争の頻度が急激に増加していると指摘した。

アブドゥルムーラー氏によると、国連は2024年に、シリアで支援を必要としている1,080万人を支援するために40億7,000万米ドルの支援金提供の呼びかけを開始した。しかし同年3月1日までに、総額のうち0.02%しかカバーされていないという。

同氏は資金不足がニーズに応える上で困難をもたらすと述べ、「シリア国民は最善を得られるべきだ」と強調した。

(1)に戻る


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:戸田志歩
記事ID:57572