フランス:元首相、ガザ地区でのイスラエルの犯罪行為を間接的に正当化(1)

2024年04月09日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ガザでのパレスチナ人虐殺を正当化...マニュエル・ヴァルス氏「フランスはモスルで民間人を殺害した」と明言

【パリ:本紙】

フランスのマニュエル・ヴァルス元首相は、フランスのユダヤ人コミュニティのラジオ局「ラジオJ」のインタビューで、かつて米国主導の対ISIS国際連合がイラクの都市モスル奪回作戦中、数千人の民間人が犠牲となった空爆にフランスも参加したと言明した。

ヴァルス氏は当時、社会党のフランソワ・オランド元大統領政権で首相を務めていた。それため彼は、ガザとモスルを比較し、「モスルでは、ISISに人間の盾として利用されていた何百、何千もの民間人が、イラク軍と米国主導の国際連合軍による空爆の犠牲になった。フランスは国際連合に参加していた」と述べた。


そして、「では、フランスは民間人を殺したのか?」というジャーナリストの質問に、「そうだ、残念だが死者が出た。これが戦争だ」と答えた。

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翻訳者:中原葉
記事ID:57624