パレスチナ:6万人のパレスチナ人がアクサー・モスクでイード・フィトルの礼拝を行う(1)

2024年04月10日付 al-Quds al-Arabi 紙

■一切の祝賀ムードなしで…6万人のパレスチナ人がアクサー・モスクでイード・フィトルの礼拝を行う

【占領下エルサレム:アナトリア通信】

6万人以上のパレスチナ人が水曜日(10日)、6か月前から続くガザ地区に対するイスラエルの戦争による犠牲者を悼むため、一切の祝賀ムードがないなかで占領下の東エルサレムにあるアクサー・モスクでイード・フィトルの礼拝を行った。

礼拝者らはアクサー・モスクへの道中やそこから退出する際に「神は偉大なり」と唱えた。一方エルサレムのイスラーム・ワクフ局は簡潔な声明で、6万人以上の礼拝者らがアクサー・モスクでイード・フィトルの礼拝を行ったと述べた。

大雨にもかかわらず、夜明けの礼拝の時分に礼拝者らが集まり始めた。

目撃者らは『アナトリア』通信に対し、イスラエルの占領警察が、旧市街のライオン門と鎖門の両区域で礼拝者らがモスクに出入りする際に、彼らを殴打したと語った。

イスラエルの占領当局の決定によってアクサー・モスクから追い出された多くの礼拝者らは、同モスクの門外から礼拝を行った。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57647