パレスチナ:6万人のパレスチナ人がアクサー・モスクでイード・フィトルの礼拝を行う(2)

2024年04月10日付 al-Quds al-Arabi 紙

■一切の祝賀ムードなしで…6万人のパレスチナ人がアクサー・モスクでイード・フィトルの礼拝を行う

【占領下エルサレム:アナトリア通信】

礼拝が終わると、パレスチナ人たちは旧市街に近い墓地に向かい、自身らの親族の魂にむけてクルアーンの開扉の章を朗誦した。

2023年10月7日からガザ地区に対するイスラエルの戦争が続いている状況下で、イスラエル占領警察の部隊が旧市街周辺や路地に展開されたために、街は一切の祝賀ムードを欠いていた。
パレスチナ側や国連から出された複数の声明によると、ガザ地区に対する戦争はその大半が子供や女性であった10万人以上の死傷者をだし、子供や高齢者の命を奪った甚大な破壊と飢餓をもたらした。

国連安保理から即時停戦決議が出されたにもかかわらず、そして「ジェノサイド」容疑で国際司法裁判所(ICJ)に初めて出廷したにもかかわらず、イスラエルは戦争を続けている。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57648