レバノン:イスラエルの攻撃で民間人14人が負傷…ヒズブッラーの役割とは(1)

2024年04月27日付 al-Mudun 紙

■レバノン南部スリッビーナ村で民間人14人が負傷
■エルサレム・ポスト:ヒズブッラーは巨大すぎて失敗できない

【本紙】

イスラエル軍は、土曜日(27日)夜に行った南部の村々への集中的な空襲を行った。これは、スリッビーナ村郊外の家屋を標的としたもので、即座に救急隊が攻撃を受けた場所に向かったが、攻撃された家屋周辺にいたレバノン人12人とシリア人2人の計14人の民間人が負傷した。

イスラエルの戦闘機は、複数のミサイルでフーラー村を標的とした空襲を2回仕掛けたうえ、一般道沿いにあるマルカバー村郊外も2回に分けて攻撃した。

このようななかで、複数のイスラエルメディアは、同国北部にいる入植者らを対象とした質問に関する世論調査の結果を報道した。その質問とは、「イスラエル政府が近い将来、北部の住民らに自宅への帰還を許すような具体的な措置をレバノンで取ると思いますか」であり、同国メディアは、聞かれている質問に対して、調査対象者のうち39%が「はい」と答えた一方で、36%が「いいえ」と述べ、25%は「分からない」と回答したと報じた。

一方でイスラエル系サイトの「ワッラー」は、レポートを配信し、このなかで、レバノン付近のいまだ人がいるイスラエル入植地は崩壊寸前になったと述べたうえで、これらの地域に住む住民らは、爆発音は聞いているものの、明確な計画がない中で何をすればいいのかわからず、さらには自身らの収入源も失いつつあると指摘した。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57779