イエメン:米国、英国がフダイダ県を攻撃(1)

2024年04月01日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イエメン: 米国、英国がフダイダ県に対する空爆を開始

【サナア: 本紙】

イエメンのフースィー派は昨日月曜、米国と英国が同国の西岸部に位置するフダイダ県への攻撃を開始したと発表した。同派の運営する「マスィーラ」チャンネルは、緊急放送で「侵略国である米国と英国が、フダイダ県ドゥライヒミー行政区にあるターイフ地区への攻撃を開始した」と報じた。

同チャンネルはこの攻撃による被害の詳細については触れず、米国と英国側からもグリニッジ標準時3:00にいたるまで即時のコメントは発表されていない。

フダイダ県は、長い海岸線に加えて、国際空港や3つの重要な港があることから、イエメンでもっとも重要な県のひとつとされている。またフースィー派は、2023年10月7日以降イスラエルによる破壊的な攻撃を受けているガザ地区と連帯するため、紅海とアラビア海において、イスラエル籍や同国に関連する貨物船をミサイルやドローンで攻撃した。

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翻訳者:酒井梢太
記事ID:57793