「迷信と闘う必要がある」:アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーが強調
2010年09月05日付 Mardomsalari 紙

アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、〔‥‥〕聖コーラン注釈会で演説を行い、そのなかで、人間は歴史を通じて様々なものを崇拝してきたと指摘した上で、「最近、悪魔崇拝に身を委ねる部族が発見されたが、彼らの実態は、肉欲・色情主義者である。彼らは、やりたい放題がしたくて、自由を求めるような連中なのだ」と語った。

 神学校の教授である同師は、悪魔崇拝というものは歴史上常に存在してきたと指摘し、「多くの人間は、偶像崇拝者であった。預言者たちは長年にわたって、こうした偶像崇拝者たちを唯一神信仰に導かんと、苦労を重ねてきたのだ」と指摘、さらに次のように続けた。「偶像崇拝の傍らには、つねに迷信がつきまとっている。当時〔=偶像崇拝が蔓延っていたイスラーム以前の時代〕も現代も、我々はそれを目の当たりにしている。アメリカ人や西洋人たちは、新たな迷信に毒されている。ホロコーストはその一例である」。

 同師は、西洋人たちはヒトラーが600万人のユダヤ人を焼殺したと信じていると指摘した上で、「彼らは、世界中の人々にこれを真実として受け入れるよう迫り、もしそれに反対するような者がいれば、そうした人物を投獄してきたのである」とした。

 この宗教的権威はまた、ホロコーストは、迷信の1つの表れであるとし、以下のように続けた。「ホロコーストの真相は明らかになっていない。〔にもかかわらず〕各国の研究者が、ホロコーストは事実であったのか、それともユダヤ人たちが被害者面をしたくてでっち上げたものなのか明らかにしようと、この問題を調査しようものなら、その研究者は逮捕され、投獄されてしまうのだ」。

 マカーレム=シーラーズィー師は、今日のイスラーム世界を覆うもう一つの迷信として、自由に関する問題を指摘し、「西洋人たちは、預言者ムハンマドを侮辱し、コーランを焼き払い、14億人のイスラーム教徒の心を傷つけることが、我々にとっての自由である、などと思い込んでいる」と語った。

 神学校で上級コースの授業(ハーレジ)を教える同師は、自由とは、真理や正義、科学、知識、産業のためにあらねばならないとし、「西洋人たちは、自由とは他者を傷つけることであると思い込んでいる。これこそ、迷信の1つの表れに他ならない」と述べた。

 同師はまた、宗教に関しても迷信が存在するとし、次のように言明した。「イスラームにかかわる問題を、迷信と混同させてはならない。そのようなことになれば、イスラームと宗教には疑問符がつき、迷信によって宗教にダメージが与えられ、宗教から権威が失われる事態となるだろう」。

 マカーレム=シーラーズィー師は、〔イマーム・ホセインの〕追悼行事においても迷信がみうけられるとし、次のように述べた。「イマーム・ホセインへの哀悼という名のもとに壁に頭を打ちつけるような行為は、好ましいものではない。こうした行為は、迷信以外の何ものでもなく、イマーム・ホセインが〔好ましい行為として〕認めるものではない」。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:水谷陣也 )
( 記事ID:20108 )