アフマディーネジャード大統領、ホロコースト問題を提起したことを後悔?
2013年05月01日付 Mardomsalari 紙

 最高指導部〔外交〕戦略評議会のメンバーであるモハンマド・シャリーアトマダーリー氏は、〔大統領が〕ホロコースト問題を〔国際社会に〕提起したことで、イラン国民にはさまざまな代償が強いられたと指摘した上で、「今やアフマディーネジャードも、当時ホロコースト問題を提起したことを後悔している」と述べた。

 同氏はメフル通信とのインタビューで、「アフマディーネジャードも当時ホロコースト問題を提起したことを後悔している。その証拠に、最近のニューヨーク訪問の際、記者らがこの問題についてどれほど質問を投げかけても、彼は自身が以前とっていた立場を再び繰り返そうとはしなかった」と述べた。

 同氏は、ホロコースト問題とはファシストが仕掛けた論争でしかないと指摘した上で、「ホロコースト問題とは、一部のファシストと同地のユダヤ人の間の論争であり、当時イラン国民には何の利害ももたらさない問題であった。それゆえ、この問題を提起することは、馬鹿げたことだったのだ」と述べた。

 シャリーアトマダーリー氏はさらに、「大統領のホロコーストに対するアプローチや対応を分析すると、彼の対応はイラン国民に代償を強いただけで、何らの必要性もないものだったことに気がつくであろう。思うに、今やアフマディーネジャード本人も、こうした結論に達しているのではないか」と指摘した。

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( 翻訳者:8412102 )
( 記事ID:29909 )