大学界、次期政権に男女分離の廃止を希望:ジャリーリーは分離に賛成、ロウハーニーは反対(上)
2013年06月11日付 Mardomsalari紙

 大学における男女分離政策については、大統領選立候補者たちの間で賛否両論がある。その一方で、国内の大学界は週末に行われる予定の選挙で、この政策を中止してくれそうな人物が大統領に当選することに期待を寄せている。

 ニュースサイト「ファルヤードギャル」の報道によると、数日前に行われたサイード・ジャリーリー氏の演説では、会場が男女に分けられ、男性はメインホールで、女性は別室で演説を聴いた。大学における男女分離についてさまざまな議論が提起されていることもあって、このことは直ちにメディアの注目を浴びることとなった。

 候補者たちの第二回〔テレビ〕討論では文化・社会面の問題が取り上げられ、〔現状に〕批判的な候補者たちから、要注意マークが付けられた学生や職を追われた教授、その他国内大学の状況をめぐる諸問題について、数回にわたって言及があった。しかし、大学内で男女が厳格に分離されている問題については、全く触れられなかった。男女分離政策は今年に入ってさらに厳格化され、授業が別々に行われるだけでなく、各学科では性別による受け入れ〔学生数の決定〕すら行われるようになっている。

 社会学科のある学生はファルヤードギャルに、「この番組〔=大統領選立候補者による第二回テレビ討論会〕を視聴した学生たちの多くは、国内の有名大学に通う学生たちの権利に対する、ここ数年間の侮蔑的・屈辱的視線が批判の対象になるのではないかと、支持している候補者たち〔の発言〕に注目していたのですが、残念なことにこのことについては何の発言も聞かれませんでした」と述べている。

 候補者たちが自身の施政方針の書かれたパンフレットの中で、男女分離問題について触れていることは事実だが、しかし大学関係者の多くが望んでいたのは、国営メディア〔=イラン国営放送〕の中でこの問題が論じられることだった。

 8名の大統領選立候補者のうち、ゴラームアリー・ハッダードアーデル氏とサイード・ジャリーリー氏は男女分離政策の強固な支持派に属する。サイード・ジャリーリー氏によれば、男女分離と大学のイスラーム化は、原理派に属する同候補者の主要かつ基本的目標の一つである。

 一方、モハンマドレザー・アーレフ氏とハサン・ロウハーニー氏は大学での男女分離に強く反対している。ハサン・ロウハーニー氏は言う、「大学における男女分離の根拠は、憲法のどこに述べられているというのか?それについて、憲法に触れられているだろうか?」と。

つづく



(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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