大学界、次期政権に男女分離の廃止を希望:ジャリーリーは分離に賛成、ロウハーニーは反対(下)
2013年06月11日付 Mardomsalari紙

男女分離をめぐる議論の発端はどこ?

 性別による分離についての議論は第9期政権〔=第一次アフマディーネジャード政権〕の始動と各大学の学長の変更に伴って、新たな様相を帯びるようになった。そして第10期政権〔=第二次アフマディーネジャード政権〕で、ついに実施段階に至った。

 アフマディーネジャード大統領は約2年前、性別分離計画の実施に不満を漏らし、科学相に書簡を送った上で、「こうした表面的な愚策はただちに中止する」よう求めた。しかし科学相がこの計画を停止することはなく、アフマディーネジャード大統領の抗議に真剣に耳を傾ける者は誰もいなかった。大学関係者らも、大統領の動きはパフォーマンスにすぎないと考えていた。

 こうした中、国内有力大学の一部の学長ら、特にアッラーメ・タバータバーイー大学の学長は性別分離に積極的な姿勢を示しており、同大学では男女の学生の性別に基づく分離が、クラス分けから学科そのものの分離へと拡大している。

 アッラーメ・タバータバーイー大学での性別分離が始まったのは、約3年前のことである。実のところ、ホッジャトルエスラームのサドロッディーン・シャリーアティー師が同大学の学長のイスに座ったときから、同大学では男女学生の分離に向けた最も厳格な計画が実施されるようになった。約1ヵ月前から、アッラーメ・タバータバーイー大学修士課程では性別分離政策の新たな段階として、学生数が10人以下の授業でも性別分離が実施され、単体の学科が男女別に二つの学科に分けられるまでになっているのである。

 今後2ヵ月以内に、第11期政権が発足し、また約4ヵ月後には新たな学年が各大学で始まる。学生らの目は、この複雑に絡み合った問題が解決され、大学界への敬意と威信が回復されるのかどうか、今週末の〔大統領〕選挙に注がれている。


(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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(翻訳者:8411091)
(記事ID:30507)