昨年に比べて出生率が2.9%上昇
2013年07月07日付 Jam-e Jam紙

 戸籍庁人口統計情報局の局長は、「イラン暦91年〔西暦2012年3月20日~2013年3月20日〕はその前年〔2011/12年〕に比べて、出生率が2.9%上昇した。一次的な調査が示すところでは、この上昇は子供を一人しかもたない家族に対する警鐘の産物である」と述べた。

 アリー・アクバル・マフズーン氏は、現在イラン人口の70%を15~64歳、つまり労働活動人口が占めていると指摘した上で、「今後20~30年でイランの人口〔増加〕率は0になり、その後はマイナス成長に転ずるだろう。また65歳以上の人口は5.7%から約18%に増えるだろう」と述べた。

 戸籍庁の統計によると、イラン暦91年〔2012/13年〕には142万1689件の出生届が同庁に出され、そのうち男子の数は72万9334人、女子は69万2355人だった。その一方で、同年には1時間ごとに42件の死亡届が戸籍庁に出されている。死亡原因として最も多かったのは心臓・血管系の病気によるもので、12万2818件を数えた。これに加えて癌や腫瘍、故意によるものでない事故死が順に死亡原因の上位を占めている。

 マフズーン氏は「戸籍庁に出された出生届のうち、112万9477件は都市部で、29万2212件は農村部で出されたものである」と述べ、さらに「これによれば、1時間ごとに平均して162人が生まれた、あるいは別の言い方をすれば、国内では1日に3884人の誕生が報告されたと言うことができる。統計によると、出生率は1000人あたり17.7人である」と指摘した。

 イラン学生通信(ISNA)によると、マフズーン氏は出生率の最も高かったのはスィースターン・バルーチェスターン州〔※イラン南東部、アフガニスタン及びパキスタンと国境を接する州〕、南ホラーサーン州〔※同じくイラン東部、アフガニスタンとの国境の州〕、及びコフギールーイェ・ブーイェルアフマド州〔※イラン南西部の州〕だと述べ、さらに「スィースターン・バルーチェスターン州の出生率は1000人あたり34.3人、南ホラーサーン州は1000人あたり24.5人、コフギールーイェ・ブーイェルアフマド州は1000人あたり23.7人で、これらの州が国内で最も出生率が高かった」と指摘した。

 同氏によるとギーラーン州、マーザンダラーン州、及びテヘラン州の出生率はそれぞれ、1000人あたり12.9人、1000人あたり14.2人、1000人あたり14.5人となっており、これら3州が人口増加率が国内で最も低く、この数字は国全体の平均出生率を大きく下回っているという。〔‥‥〕

 マフズーン氏は都市部で最も出生率の高かった年齢層は25~29歳の母親だとした上で、「農村部では、この数字は20~24歳だった」と述べた。同氏によると、ここ10年たらずで、母親の出産年齢〔の中心〕は20~24歳の年齢層から25~29歳の年齢層へと上がっており、出産年齢の上昇がイランで見られるとのことだ。〔‥‥〕

 マフズーン氏は1391年〔2012/13年〕の結婚・離婚数について、「昨年〔=1391年〕、6件の結婚のうち1件が離婚という結末を迎えている。別の言い方をするならば、100件の結婚のうち17.3件が離婚したということである」と述べ、さらに「全国14万3790件の離婚のうち、都市部では13万1017件、農村部では1万2773件だった」と続けた。同氏によれば、1時間ごとに16件、つまり1日に393件の離婚届が戸籍庁に届け出られているという。

 同氏はまた、離婚届が出されたカップルの結婚期間について、「離婚の14.4%は結婚して1年以内、50.3%は5年以内の離婚だった」と述べた。

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(翻訳者:8412303)
(記事ID:30828)