最高指導者、護憲評議会のイスラーム法学者委員として4名を任命
2013年07月17日付 Mardomsalari 紙
左から順に、モハンマド・ヤズディー、シャブゼンデダール、ハーシェミー=シャーフルーディー、モオメン
左から順に、モハンマド・ヤズディー、シャブゼンデダール、ハーシェミー=シャーフルーディー、モオメン

 イスラーム革命最高指導者は憲法第91条にもとづき、護憲評議会のイスラーム法学者委員として、ハージ・シェイフ・モハンマド・モオメン、ハージ・シェイフ・モハンマド・ヤズディー、ハージ・セイエド・マフムード・ハーシェミー=シャーフルーディーの3名を留任させた。最高指導者はまた、別の辞令の中で、ホッジャトルエスラームのハージ・シェイフ・メフディー・シャブゼンデダール師を、〔今年4月に亡くなったゴラームレザー・レズヴァーニーの後任として〕同評議会の新たなイスラーム法学者委員に任命した。

〔‥‥〕

 メフル通信の報道によると、ホッジャトルエスラーム・モハンマド・メフディー・シャブゼンデダールは1332年〔1953/4年〕に〔ファールス州〕ダーラーブで生まれた。同師はイマーム・ホメイニー閣下の弟子の一人であったアーヤトッラー・シェイフ・ホセイン・シャブゼンデダール=ジャフロミーの息子で、故アーヤトッラー・ハージ・シェイフ・ゴラームホセイン・シャルイー=シーラーズィーの孫にあたる。

 同師は1345年〔1966/7年〕からイスラーム神学校での勉学を開始し、イスラーム法学の初級ならびに中級を、自身の父や、セイエド・ハサン・ターヘリー=ホッラムアーバーディー、アリー・メシュキーニー、モハンマド・モオメン、アフマド・ジャンナティージャアファル・ソブハーニー、故モスレヒー=アラーキー、故ソトゥーデの各アーヤトッラーから学んだ。同師は哲学ならびに神学については、故セイエド・レザー・サドル、ジャヴァーディー=アーモリー、ハサンザーデ=アーモリー、エブラーヒーム・アミーニー、及びアンサーリー=シーラーズィーの各アーヤトッラーの薫陶を受けた。

 また、同師のイスラーム法学・法源学の上級コースの授業を担当した偉大な師としては、ミールザー・カーゼム・ガールービー=タブリーズィー、故ハージ・シェイフ・モルタザー・ハーエリー=ヤズディー、故ハージ・ミールザー・ジャヴァード=タブリーズィー、ハージ・シェイフ・ホセイン・ヴァヒード=ホラーサーニー、及びハージ・アーガー・ムーサー・シャビーリー=ザンジャーニーなどの大アーヤトッラーらがいる。

 ホッジャトルエスラーム・シャブゼンデダールは長年にわたって、ゴムの神学校でイスラーム法学の初級及び中級の授業を教えてきた。またイスラーム法学の上級コースの授業に携わるようになって、約10年になる。

 ホッジャトルエスラーム・シャブゼンデダールにはイスラーム法学や法源学の分野で数多くの著作がある。〔‥‥〕同師はまた、神学校高等評議会やゴム神学校講師協会のメンバーの一人であり、「イスラーム学世界センター」の管理人委員会や「海外神学校機構」の神学校高等評議会代理を務めている。同師は以前に、護憲評議会の諮問・法学会議のメンバーに任命されていた。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:31003 )