革命最高指導者「聖なる防衛の偉大な伝説の忘却・改竄を許してはならない」
2014年03月18日付 Iran紙

 イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、昨日(月曜日)〔=3月17日〕の朝、〔学生らをイラン・イラク戦争の激戦地に連れて行く活動を行っている〕「ラーヒヤーネ・ヌール」(光の道を行く者たち)キャンプの責任者や関係者らとの面会し、その席上、聖なる防衛〔イラン・イラク戦争〕当時の戦闘地域を訪問する活動は、国民、とりわけ国の若い世代の人たちに、聖なる防衛という偉大で歴史的な出来事を知らしめるのにきわめてふさわしい、神聖かつ革命的な活動だと評し、次のように強調した。

「忘却」と「改竄」は、歴史的に偉大なあらゆる出来事を待ち受ける二つの大きな害悪と危険である。エリート、識者、聖なる防衛に関わった関係者らは、この文化的宝庫を正しく紹介することで、その伝説が忘れ去られたり、改竄されることを許してはならない。

 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、聖なる防衛について世に出されたさまざまな文献や芸術作品に言及し、「聖なる防衛は、壮大で壮麗な一幅の絵画のようである。それを見る者が事の本質に近づけば近づくほど、またそれを構成する各部について深く考えれば考えるほど、新たなすばらしい発見が得られるのである」と指摘した。

 師は、故イマーム・ホメイニーが、殉教者たちの書いた手紙や遺言を読むことの必要性を一般国民や国の責任者たちに勧めたのも、こうした事実にもとづくものだったのだとした上で、「殉教者たちの遺言は、世の一般的な物質的・軍事的方程式では計算不能な場所で偉業を成し遂げ、勝利をつかむことのできた、戦士たちの精神的状況を理解する手掛りとなる」と付け加えた。

※訳注:ここで使われている「精神的な」(ma'navi)という語は、単なる「心理的な」(ravani)という意味ではなく、「物質」よりも高次の次元に位置するものとしての「精神」を意味している。

 続いて師は、世界の偉大なる出来事が直面している二つの大きな害悪について、説明した。

 偉大なる出来事の詳細を繰り返し指摘しないために起こる「忘却」こそ、革命最高指導者が指摘した第一の害悪だった。

 師はこの点について、パレスチナ問題に言及し、「今日覇権体制は、かかる策を弄して、各都市・各村の地元民らがパレスチナの国から追い出されるという未曽有の事件が、徐々に色褪せたものになり、忘却の淵に追い込まれるよう企てているのだ」と指摘した。

 師は、抑圧戦線のあらゆる謀略にもかかわらず、これまで数十年間にわたってパレスチナ問題が生きた問題としてあり続けてきたのは「イスラーム革命と、イマーム・ホメイニーの誠実なる叫びのお陰」だとし、「聖なる防衛という偉大なる出来事についても、忘却を許してはならない」と語った。

 師は、「改竄」ないし「本質的な改変」を、偉大な出来事がさらされている二つ目の害悪とみなした。

[中略]

 師は、「ラーヒヤーネ・ヌール」キャンプと戦地訪問は、「忘却」と「改竄」という二つの害悪を予防するための善い慣行であると評し、更に続けて、「時折このキャンプでは、事故が起きており、こうした事故の発生は防がれねばならない。しかしこういった事故の存在が、この偉大で有益な活動の本質に疑問符を付けるための口実になってはならない」と述べた。

※訳注:ここで言われている「事故」とは、戦地見学に行くバスが、これまでしばしば谷に転落するなどの自動車事故を起こしていることを指している。例えば、この記事を参照。2008年からこれまで、少なくとも7件の事故が発生している。

 師はまた、「ラーヒヤーネ・ヌール・キャンプで重要な点は、《修学訪問》のための環境作りである」とも述べた。

 師は、《修学訪問》のための環境を整えるための手段の一つとして、聖なる防衛の戦地に関する案内書として、小冊子を作成することを挙げ、更に続けて、「聖なる防衛については多くの良質な著作が書かれており、それを魅力的な映画にすることもできる。また、あらゆる戦地や聖なる防衛の各作戦を、素晴しい〔芸術・文化〕作品を制作するための材料とすることも可能だろう」と述べた。

[後略]

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(翻訳者:3413001)
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