イラン国営海運公社CEO、「海上輸送への制裁、いまだ解除されていない」(2)
2014年05月15日付 Jam-e Jam 紙
イラン国営海運公社ダージュマルCEO (www.tasnimnews.comより)
モハンマド・ホセイン・ダージュマルCEOは、次いで、現在の情況下でイラン国営海運公社の艦船が他国の港に入港する可能性について、「EUおよびアメリカによって課された制裁のために、現在、イランの船舶は、特にEU諸国やアメリカの港に入港することが禁じられている」と述べた。
同CEOは、さらにこう続けた。
しかしご存知のように、海運業は国際的な産業の一つであり、国際法によれば、公海や他国の港をイランの艦船が航行することを妨げるものはないはずだ。自由に入港できる港としては、特に、中東、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ地域諸国の港を挙げることができる 。
ダージュマルCEOは、また、以下のように述べた。
もちろん、課された制裁によって多くの制限と困難が生じ、時々、望まれない出費が強いられてしまうことは言うまでもない。にも関わらず、採用された措置 [EU、アメリカによる制裁] により現在の状況が生み出され、そのまま運用されている。そしてさまざまな報告から 明らかなように、海運業とは、世界の海運産業と相互に影響を与えつつ歩を進め、国の経済を発展させ拡大するために貢献するものなのだ 。
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( 翻訳者:8412101 )
( 記事ID:34023 )