軍事演習「ベイトルモガッダス26」が開始:ミサイル「ナーゼアート」が発射
2014年05月24日付 Jam-e Jam 紙
同日付ジャヴァーン紙1面に掲載されていた写真を転載
同日付ジャヴァーン紙1面に掲載されていた写真を転載

 国軍陸上部隊司令官は、「今年は無人航空機による特殊演習を、〔‥‥〕自爆無人航空機や、地対空および空対空ミサイルの発射能力をもつ無人航空機を使用する形で実施する予定だ」と述べた。

 メフル通信の報道によると、国軍陸上部隊のアフマド・レザー・プールダスターン司令官は軍事演習「ベイトルモガッダス(エルサレム)」が開始され、ミサイル「ファジル5」や「ナーゼアート」、「カチューシャ」などが発射されたあと、〔記者団との質疑に応じ〕「今年は大規模軍事演習を3回実施するべく努力しているところだ」と語った。

 同司令官は昨日から始まった軍事演習「ベイトルモガッダス26」について、次のように述べた。

ロケット発射台の射程距離も、〔そこから発射されるミサイルの〕精確性ならびに破壊力も向上した。しかしこのことに満足しているわけではない。われわれが求めているのは、より射程距離の長いロケットが陸上部隊で利用されるようになることである。このことは敵の後方部隊を撃つのに極めて効果的で、敵の後方の設備を標的にする可能性を、国軍陸上部隊にもたらすものだ。

今日の演習で行われた訓練では、若い隊員への経験の伝達も行われた。一方で、指令を受け取り、それを実行するまでの指揮命令系統を短くして、短い時間で配備について〔ミサイルの〕発射を行うことに、われわれは成功した。

 プールダスターン司令官はさらに、「別の日に行われる予定の大規模軍事演習では、〔国軍の〕航空部隊や海上部隊、防空部隊、ならびに革命防衛隊など、その他の部隊と協力して行われるだろう」と指摘した。

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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:34027 )