レバノン:「ぜい弱な口実」に基づいたイスラエルの空襲にさらされる南部住民…カターイブ党はヒズブッラーを非難(8)

2024年02月20日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヒズブッラーが国境付近でイスラエル兵の集団を攻撃...「カターイブ」:レバノン南部はイスラエルの犯罪の捕虜になっている

【ベイルート:本紙】

また「すべての攻撃に対する抑止力は、国家の役割を収奪する民兵に委ねられるものではなく、憲法や法律に則して働く合法的な諸機関の責任である。またこれは、レバノン軍の支援に取り組み、戦闘の停止やレバノンへの拡大阻止を要求する、活発で効果的な外交を通じてなされるべきである。このことは、公的なレバノンを支援するための世界的な要求となっている」と強調した。

ジャミール氏は、「ヒズブッラーの高官らから、南部の戦闘を内政のために利用することに関して発せられた発言」への拒否を表明し、それが「政治上の利得を実現し、外国のアジェンダを実行するために、国内で直接的に武器を利用するという民兵の手段を裏付けるさらなる証拠を形成している」と述べた。さらに「そしてこれは彼らが2006年から慣れ親しんできた手法であり、今日でも主要な問題に相対して憲法や慣習法を破り、パワーバランスを逸脱することを通じてこれを行っている」と続けた。

このような雰囲気のなかで、サナウバル城での米国、フランス、サウジアラビア、カタール、エジプトからなる5か国委員会の大使級会議を通じて、大統領任命の危機に沿った動きが復活してきた。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57389