■国連安保理はリビアの選挙を妨害する者への制裁を示唆し、ドゥバイバ氏はこれを歓迎

【トリポリ：本紙】

安保理理事国は国際社会に対し、バティーリー氏とUNSMILがその任務を実行するために全面的な支援を提供するよう求めた。さらにバティーリー氏が呼び掛けた5者会議に言及しつつ、リビアの当事組織のメンバーらが参加する会議の開催にむけた同氏の尽力を支援すると強調した。バティーリー氏は5者会議に、ムハンマド・ミンフィー大統領評議会議長と国民統一政府（GNU）のアブドゥルハミード・ドゥバイバ首相、アキーラ・サーリフ代議員議長、ムハンマド・タカーラ国家最高評議会議長と（ハリーファ・）ハフタル氏を招待した。

声明によると、この会議に対する安保理理事国の支援は、リビア全体にとって自由、公正かつ透明性のある包括的な国政選挙、大統領選挙、議会選挙の可能な限り早期の実施に向けた進展の獲得を支援することを目指すものである。またこれらの選挙は、あらゆる段階において、女性の包括的で、平等で、有意義でかつ安全な参加という方法を通じて行われる。さらに国連安保理理事国はすべての主要な当事者に対し、前提条件なく誠実にバティーリー氏に協力し、国家が選挙に向けて前進するために必要な譲歩を行うよう改めて呼びかけた。

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