リビア:国連安保理が選挙の妨害者に対する制裁を示唆(5)

2024年02月28日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国連安保理はリビアの選挙を妨害する者への制裁を示唆し、ドゥバイバ氏はこれを歓迎

【トリポリ:本紙】

アッバーニー氏はさらに、「憲法上の、法律上の正当性や、奪われた権力を文民機構に取りもどすことを支援するのではなく、(安保理は)スヒーラート(スコイラ合意)と75人委員会の成果に始まる、現行勢力への支持を採用することによって、達成された成果を無駄にする政策を採用してきた。これらはリビアの危機の導火線に油を注ぎ、最終的にはリビア危機を政治的膠着と評して、権力のさん奪や外国勢力の介入、外国軍のリビアの領土での駐留のためにこれを無視した」と述べた。

さらに続けて、「国連特別代表が、2011年8月3日に公布された憲法に照らして実現された法的成果を無視する方法での進展を続けていることは、事実上の勢力を支持する支援委員会が行き詰っている状況にいることを示す証拠である。バティーリー氏も国民暫定評議会とその執行部が創設される以前の空間へと我々を引き戻すことに成功したように思える」と述べた。

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翻訳者:檜山彩名
記事ID:57447