シリア:UNHCRはシリア人避難民をレバノンに留めるための「国際的な陰謀」を否定(2)

2024年03月19日付 al-Watan 紙

■UNHCRはシリア人避難民をレバノンに留めるための「国際的な陰謀」の存在を否定し、「シリア政府やレバノン政府との協力のもとで彼らの帰還に取り組んでいる」と主張

【諸通信社】

さらにUNHCRは、「我々は全員、より多くの避難民にとって恒久的な解決や安全な帰還が可能になることを望んでいるが、課題は依然として残されている。国連は第三国定住やシリアへの帰還を含む、シリア人避難民にとっての長期的な解決策を見つけるための努力を惜しむことなく払っている」。

さらに「我々は多数の避難民が帰還にあたっての障害として指摘している懸念事項を解消し、シリア国内でのさらなる支援を求めるニーズの増加に対応するために、レバノン政府、シリア政府、近隣のその他の受け入れ国、国際社会を含むすべての関係者と協働している」と続けた。

UNHCRは自身が「協力者らとともに、シリア国内で帰還者を受け入れる社会に対する支援を強化している」としつつ、「こうした支援アプローチのなかには、市民権取得の簡易化、救援物資の配布、生活手段の確保、学校や医療施設といった民間インフラの復旧など、保護・法的支援の分野における具体的な支援プログラムの数々が含まれる」と述べた。

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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:57529