■スペイン、アイルランド、ノルウェー各国の首相は、自国が「パレスチナ国家を承認する用意がある」と表明
【オスロ:本紙】
ノルウェー議会は11月、与党が提出し、独立したパレスチナ国家を承認する準備を政府に求める動議を採択した。ノルウェーは1990年代初頭にイスラエルとパレスチナの和平交渉を初めて主催し、これにより両国が2つの独立国家の平和的共存を受け入れたオスロ合意が生じた。
スペイン政府の報道官によれば、スペイン首相は今週、「パレスチナを承認する方向に向かう必要性」に接近するため外遊を実施し、そのなかでポーランド、ノルウェー、アイルランドを訪問した。
サンチェス首相は「スペインは条件が整い次第、和平プロセスに最大の好影響を与える方法で、パレスチナ国家を公に承認することを決意している」と述べた。
先週、ヨルダン、サウジアラビア、カタールを歴訪したサンチェス首相に同行したメディアによると、同首相は6月末をスペイン政府によるパレスチナ国家承認のめどとした。
一方ノルウェーのストーレ首相は、「我々は、志を同じくする国々と、調整を強めるために協議するというサンチェス首相のイニシアチブを歓迎する。我々は今後数週間でこの調整を強化していく」と述べた。
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