政府サイド、マシャーイーを次期大統領選に擁立?
2013年01月28日付 Mardomsalari 紙

 国会の教育学術委員会の委員を務めるクーチェクネジャード議員は、経済状況を考慮するならば、次期大統領選をめぐる議論は極めて重要な意味をもつと述べた上で、「政府は選挙に向けて多大な努力を傾けている。政府関係者らにとっての第一の候補はマシャーイーであり、彼らは何とかして彼を選挙に擁立しようと試みている。とはいえ、〔マシャーイーが護憲評議会による事前審査からはねられた場合のことを考えて〕彼らが他の選択肢を用意していることも事実だ」と述べた。

 〔国会主流派で反大統領派の〕《ヴェラーヤトの道を行く者》派の一員であるジャッバール・クーチェクネジャード=アラムサーダーティー議員はニュースサイト「エッテダール」に対し、「経済状況やそれについて人々の間で広がっている懸念を考えると、〔次期〕大統領選をめぐる議論は極めて重要である。ほとんどの候補者も、注意深くこの問題に立ち入ることになるだろう」と述べた。

 同氏は、「改革派、政府に批判的な原理派、及び政府支持の原理派/政府関係者の三グループは、間違いなくそれぞれ〔候補者を立てて大統領選に〕参戦することになるだろう。改革派が何をしなければならないのかは明らかである。候補者を擁立して、護憲評議会という障害を克服しようとするであろうことは確かだ。彼らは〔候補者となる人物を〕検討しているところであり、最終的に改革派は一人の候補者擁立で合意するだろう」と続けた。

 ラシュト選出の議員である同氏は、さらに「国会のほぼ過半数の議員を占め、その他の機関でも勢力を誇っている《政府に批判的な原理派》も、一部の候補を検討中である。その中には、ハッダード=アーデル氏やプールモハンマディー氏、バーホナル氏、ガーリーバーフ氏‥‥などがいる。ある意味で、〔ハッダード=アーデル、ヴェラーヤティー、ガーリーバーフの三者による〕《1+2》連合は、政府に批判的な者たちの集まりと見なすことができるだろう。とはいえ、ハッダード=アーデルの政府擁護的な傾向を覆い隠すことはできないが」と語った。

 同氏はまた、「政府も選挙に向けて多大な努力を傾けており、〔アフマディーネジャード大統領の後継者として次期大統領選で擁立すべき〕複数の選択肢を検討している。政府関係者らにとっての第一の候補はマシャーイーであり、彼らは何とかして彼を選挙に擁立しようと試みている。とはいえ、彼らが他の選択肢、例えばニークザードサーレヒーといった人物を用意していることも事実だ」とも指摘した。

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:29052 )