ゴム神学校講師協会「サーネイーにマルジャの資格はない」
2010年01月03日付 Jam-e Jam 紙

ゴム神学校講師協会は、「サーネイー師はマルジャ〔※宗教的義務について信徒が従うべき宗教的権威〕として必要とされる基準を満たしていない」とする見解を示した。

 イラン国営通信の報道によると、ハージ・シェイフ・ユーセフ・サーネイー師がマルジャであるか否かに関し、市民から度重なる質問を受けたことに対し、ゴム神学校講師協会は次のような声明を発表した。「過去1年間にわたり検討を行い、会議を重ねた結果、同師(サーネイー)はマルジャであるために必要とされる基準を満たしていないとの結論に至った」。

 ゴム神学校講師協会は闘う宗教指導者たちからなる組織で、1340年〔1961/2年〕に発足した。

 同協会は革命闘争が行われていた時期、宗教指導者らの組織としてイマーム〔・ホメイニー〕への支持を表明するなど、人民蜂起に重要な役割を果たした。

 同協会はまた、パフラヴィー体制がイマーム・ホメイニーを軍事法廷にかけ、同師に死刑を宣告しようとした際、イマームはシーア派信徒が倣うべきマルジャ(権威)であると宣言して、イマームの処刑を考えていたパフラヴィー体制の目論見を阻止した組織でもある。

 また、〔イラクの〕偉大なるマルジャであったセイエド・モフセン・タバータバーイー=ハキームが〔1970年に〕逝去したことを受け、12名のウラマーやイスラーム法学者らの署名を集めて、イマーム・ホメイニーがマルジャであるとする〔公式な〕声明を発表したことも、同協会の特筆すべき活動として挙げることができる。

 ゴム講師協会はまた、イマーム逝去後、アーヤトッラー・ハーメネイー・イスラーム革命最高指導者をはじめ、5名の現役法学者をマルジャエ・タグリードとして人々に紹介した組織でもある。

 現在、ゴム講師協会は約50名の会員からなっており、その中にはアフマド・ジャンナティー師、アブドッラー・ジャヴァーディー=アーモリー師、セイエド・アフマド・ハータミー師、アボルガーセム・ハズアリー師、セイエド・モハンマド・ガラヴィー師、モハンマド・タギー・メスバーフ=ヤズディー師、ナーセル・マカーレム=シーラーズィー師、セイエド・マフムード・ハーシェミー=シャーフルーディー師、モハンマド・ヤズディー師といった著名な人士も含まれている。

「ゴム神学校講師協会の会員の大多数は同協会の声明に賛同している」

 ゴム神学校講師協会の会員の一人であるアーヤトッラー・セイエド・アフマド・ハータミーは、サーネイーのマルジャとしての資格について同協会から出された声明に関し、「1ヶ月前〔※「1年前」の誤りと思われる〕から、特別委員会が同師のファトワー(教令)や過去の言動などを調査し、1ヶ月前にこの決定が最終的に出された」と述べた。

 ファールス通信の報道によると、サーネイーのマルジャ位をめぐり、ゴム神学校講師協会が今回の決定を下したことに謝意を表明する目的で、神学生やゴム神学校講師協会所属の学者らがフェイズィーイェ学院で開いた集会で、ハータミー師は演説を行い、その中で「今回の件をめぐる意志決定には1年という歳月を要した。特別委員会は同師のファトワーや過去の言動を調査し、意見を取りまとめた上で、1ヶ月前に最終的な決定が下された」と述べた。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:18191 )